ガントチャート

概要

横軸に日程、縦軸に作業を設け、作業予定の始期から終期までを横棒で描く図表で、計画管理や 工程管理に使われます。複数の作業や資源で構成されるプロジェクトなどの作業スケジュールを並列した 棒グラフで表わすことで、全体計画が把握できる特長を持っています。
米国のエンジニア Henry L. Gantt が考案しました。ガントは名前から由来しています。

ガントチャート作成では、まず縦列にプロジェクトなどの構成作業を書き出します。横列には全体の 期間を日付や年月に割り当てて、図表化します。次に各作業について始期から終期までを棒線で書き込ん でゆきます。この際、各作業間について前後の関係があるなら(作業1が終了してから作業2が開始でき る等)、そうした作業の開始時期は考慮してゆきます。

また作業には投入できる要員数や、機械装置などに限界もあれば、その分も考慮して作成して行き、 ガントチャートの完成となります。

計画管理として作成したガントチャートは、また進捗管理にも拡大して行くことが出来ます。それに は、各作業項目の上下2段に分け、予定は上段に、実績を下段にして、進捗状況を棒線で書き込んでゆき ます。予定の棒線と実績の棒線が上下に並んで走っている状態になるので、進捗状態が一目で把握できる ことになります。

特徴

  • プロジェクトなどの複数の作業を同時に書き込めるので、全体の把握が出来る。
  • 横棒の長さが所要期間を表す。
  • 実績の横棒を加えることで、計画の進捗度を表すことが出来る。
  • 作成はいたって簡単であり、計画の策定や進捗管理に欠かせない。

限界

多数の作業が複雑に入り組んだ計画では、作業相互の関係が明確に出来ないこと。また進捗遅れの 場合など影響の把握が困難。こんなときはPERTを使おう。

使用例

(この項終わり)