ポートフォリオ分析

意義

重要な2つ指標の組み合わせから戦略のための分析ができる

解説

業務が重なっている時に、どの業務を最優先にすべきかということの判断が重要になるが、 その判断は容易ではない。期限が迫っているものから着手したいが、そうすると他の業務の遅れが出て しまう。どうしたら優先順位を正しく決定できるだろうか。

このようなときポートフォリオ分析が有効だ。ポートフォリオ分析は二つの重要な指標を設けて交差 する軸上にとってエリア区分し、そこに要素を配置する方法だ。この例では、業務の評価基準としての 緊急度と重要度の指標が考えられる。そこで横軸に緊急度をとり「高」と「低」に分け、また縦軸には 重要度をとり、「高」と「低」に分ければ、4つの意味あるエリアが描かれる。ここに業務を埋め込ん でゆけばよい。

これが出来上がれば優先順位の判断は容易だ。重要度が「高」、緊急度が「高」のものは、真っ先に 着手しなければならないものである。重要度は「高」だが緊急度は「低」のものは、中期計画のテーマに 入れて対応して行けばよいとなる。

このようにポートフォリオ分析は重要な2つ指標の組み合わせによる平面への配置法を使って、 最適な戦略を決定するための有効な分析手法である。テーマに対し、二つの要素を上手く設定できるかが 成否要因でもある。

使用例


図はボストン・コンサルティング・グループによるPPM(Product Portfolio Management)戦略技法である。
自社製品を市場占有率と市場成長率の2つの要因で位置付けする
■花形:シェアを維持しつづけるために投資を続ける必要がある。
■問題児:シェアを伸ばせるかどうかが重要課題
■金のなる木:投資をしなくとも大きな利益が期待できる
■負け犬:撤退したほうが良い


(この項終わり)