仮説思考法

仮説を立てて行動すること。
仮説とはその時点で「こうすれば、こうなる」という結論をその理由とともに 設定すること。
一般的な「原因解明」次に「行動決定」の流れではなく、「行動決定」次に「検証」の逆の順に進める。これは限られた情報 と時間で、素早い解決をめざして課題に取り組んでゆく方法である。

説明

仮説思考法は早い結論を求めるために行う手段です。従って、詳細な調査、綿密な準備など、元来の問題 解決に必要な段階は踏襲しません。つまり「正確な答え」より「早い結論」を求めることです。 それにより素早い行動に結び付けてゆきます。
仮説思考法の意義は、この「早い結論と行動」が価値を持つ時代背景にあります。反対に「正確な答え」が、 社会の複雑化、情報量の増大、時代変化の激しさなどの時代背景において、求めるには大変な時間と資源を 必要となっていること、また時間をかけて答えを出したときには、潮流は既に変わっていて「正確な答え」の 価値はないということです。
行動を早く実行できることは、二次的な価値も生み出します。実行することで一つの流れが出来、周りにも 協調が起こり大きな流れになります。

進め方

  1. 問題・課題を設定する
  2. 仮説を立てる
    仮説は取るべき行動を明確に出来るような表現にする
  3. 仮説を検証する
    仮説を実行する方法を検討します
  4. 実行する
    行動計画を作り進めます

メリットと留意点

《メリット》
  1. 資源・時間を節約できる
  2. 不透明な中でも、闇雲に行動することにはならない
《留意点》
  1. 仮説の検証に時間をかけすぎない。ベストではなくベターで行く
  2. 単なる思い付きを仮説としないこと。環境・情勢についての判断力をもつこと

(この項終わり)