サブフォームにレコードを追加するために別フォームを使う方法
解説
メインフォームにリンクしているサブフォームに新しいレコードを追加する場合で、サブフォームが表示専用になっていると 直接追加できない。そこで追加入力用フォームを使うことになるが、追加したレコードがメインフォームのレコードにリンクされなければ ならない。リンクの方法はコントロールの規定値を使うことだ。規定値をメインフォームのリンクしているコントロールを参照する ように設定する。
手順
- 入力用フォームの作成
ア.サブフォームと同じレコードソースにした単票式のフォームを作成する。
イ.リンクしているコントロールの規定値のプロパティにメインフォームの主キーとなっているコントロールの値を指定する。
(例) =[Forms]![F_メインフォーム]![番号]
ウ.データ入力用プロパティを「はい」に設定
- メインフォーム上にコマンドボタンを作成する。
ア.コマンドボタンに作成したフォームを開くマクロかプロシージャを設定する。
- 動作させてみる。
ア.コマンドボタンで入力用フォームを開く。
イ.リンクしているコントロールにはメインフォームと同じ値が表示されている。
ウ.フォームに必要な入力を行い。フォームを閉じればレコードの追加が完了する。但し、この状態ではサブフォームの 表示は変化しない。閉じたときに表示させるには、プロシージャにサブフォームのRequeryメソッドを書き込む。
(この項終わり)