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コマンドボタン使ったフォームデータの編集可否の設定

説明

フォームの「更新の許可」プロパティの設定でフォーム上のデータの編集可否を切り替えられます。 この切り替えをコマンドボタンで出来るようにします。

    (ポイント)
  • 通常は編集不可の状態にする
  • コマンドボタンにより編集可能とする
  • レコードの移動時に編集不可に戻す

作成例

  1. フォームのデータを変更できない状態にしておく

    フォームのプロパティを表示し、「データ」タブの「更新の許可」を「いいえ」にする。

  2. データ変更を可能にするコマンドボタン設置

    @コマンドボタンの名前を「Cmd編集許可」とする
    Aボタンのクリック時イベントプロシージャに処理内容を加えます。


  3. 編集不可の状態に戻す設定

    「レコード移動時」イベントプロシージャに処理内容を加えます。

  4. これで完成。フォームビューで確認

    @「編集許可」コマンドボタンのクリックでボタン表題が「編集許可中」に変わり、データの編集げ出来る状態になっています。(下図)
    A他のレコードに移動するとボタン表題が「編集許可」に変わり、データの編集は出来なくなります。

(この項終わり)