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フォームの最小化と復帰
解説
複数のフォームが開かれていると、操作対象以外のフォームを操作してしまうことの間違いが起こります。
そこで使わないフォームは最小化する方法が役立ちます。
最小化するタイミングはフォーカスが他のフォームに移り、アクティブでなくなるときの「非アクティブ時イベント」が適しています。このイベントにDoCmdオブジェクトの最小化メソッド(Minimize)を使います。
また元に戻すにはメソッド(Restore)を「アクティブ時イベント」に使用します。
実施例
- (手順図)
- メニューフォームをデザインビューで開く(①)
- フォームのプロパティを表示し、「イベント」タブを選択し、「非アクティブ時」のビルダーを起動(②)
- 「ビルダの選択」ウインドウで「コードビルダ」を選択して「OK」をクリック(③)
- プロシージャにDoCmdオブジェクトのMinimizeメソッドを加える
Private Sub Form_Deactivate()
DoCmd.Minimize
End Sub - これで完成。フォームがフォーカスを失うと最小化します。
フォームがフォーカスを取得した時に元に戻すイベントプロシージャも作っておきます。
アクティブ時のイベントプロシージャ
Private Sub Form_Activate()
DoCmd.Restore
End Sub
(この項終わり)