アクセスの標準メニューをVBAで使うRunCommand
アクセスの標準メニューとツールバーのコマンドををVBAで使うことが出来ます。マクロを実行するオブジェクトの 「Docmd」オブジェクトの「Runcommand」メソッドによります。使い方は「Runcommand」メソッドに定数を引数として与え ることで実行できます。下部に良く使うものを掲載しておきます。
記述の仕方
プロシージャの中に次のように記述します。Command定数は下部の表に示します。
Docmd.RunCommand(Command定数)
Command定数の表
多くのCommand定数があります。次はその内の一部です。
- (番号)
- (Ccommand定数)
- (実行されるの内容)
- 1
- acCmdRecordsGoToNew
- 新しいレコードへ移動
- 2
- acCmdRecordsGoToNext
- 次のレコードへ移動
- 3
- acCmdRecordsGoToPrevious
- 前のレコードへ移動
- 4
- acCmdRecordsGoToFirst
- 先頭のレコードへ移動
- 5
- acCmdRecordsGoToLast
- 最後のレコードへ移動
- 6
- acCmdSaveRecord
- レコードの保存
- 7
- acCmdDocMaximize
- 開いているオブジェクトを最大化
- 8
- acCmdDocMinimize
- 開いているオブジェクトを最小化
- 9
- acCmdDocRestore
- 開いているオブジェクトを元のサイズに戻す
- 10
- acCmdExit
- データベースを終了(閉じる)
- 11
- acCmdClose
- オブジェクトを閉じる
- 12
- acCmdCloseWindow
- ウィンドウを閉じる
- 13
- acCmdDeleteRecord
- レコードを削除する
(この項終わり)