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アクセスのTIPS集

入力時にフィールド毎に操作ガイドを切り替えるフォーム

説明

入力フォームにおいて各フィールドに入力する際、入力方法についての説明を表示できると使い勝手 が良くなります。ここでは、フィールドにポインタが移動したときに、フォームの右側に設置したラベ ルコントロールに説明文を表示させるものです。
 次の例では枠囲みがラベルコントロールです。ポインタが「整理Code」にある場合と、「グループ」 にある場合が、異なる説明文になっています。


作成方法

  1. 入力フォームをデザインモードで開きます。
  2. フォームの右側にラベルコントロールを設置して、位置、幅、高さを自由に指定してください。 そしてラベル名前を付けます。例として「Lbl_Help」としました。
  3. 説明文を表示させたいフィールドをポインタして、プロパティボックスを表示させ「その他」 のタブにある「タグ」に説明文を書き込みます。
  4. 「イベント」タブで、「フォーカス取得時」のイベントプロシージャを起動します。そして次のように命令文を作成します。
    Private Sub 整理Code_Enter()
     Me.Lbl_Help.Caption = Me.整理Code.Tag
    End Sub
  5. 次に他のフィールドにポインタが移ったときに説明文を消すために、「フォーカス喪失時」のイベントプロシージャを、次のように作成します。
    Private Sub 整理Code_Exit(Cancel As Integer)
     Me.Lbl_Help.Caption = ""
    End Sub
  6. フォームをフォームビューに切り替えてみましょう。タグに書いた説明文が表示されています。
  7. 他のフィールドについても同じように作成してゆきます。

(この項終わり)