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コンボボックスを使ったレコードの抽出方法

表形式のフォームに区分のフィールドがあり、その内のある値と同じレコードのみを抽出する方法。フィールドの値表示に コンボボックスコントロールを使ってみる。

    (ポイント)
  • フィールドデータの重複を取り除く

手順の概要

  1. フォーム上部にコンボボックスを設置する。(非連結)
  2. コンボボックスに区分名フィールドを含むレコードソースを設定する
  3. コンボボックスの更新後処理にイベントプロシージャを作る。内容に区分名によるフォームフィルタを記述する。
  4. これでコンボボックスのリストから選択すれば目的のレコードのみが表示されます

作成して見よう

  1. フォームのデザインビューで開き、コンボコックスを設置する。名前は「Cmb_区分」とする。

  2. コンボボックスにレコードソースを設定、「DISTINCT」文を入れることで重複レコードを取り除く。また連結列も入力する。
    ※値集合ソースにクエリを指定する場合は、クエリのプロパティにおいて「固有の値」プロパティを「はい」にします。


  3. 更新後処理のイベントプロシージャを作ります。内容はコンボボックスで受け取った内容を基にして、フィルタを実行する命令です。
  4. フォームビューに切り替えてコマンドボタンを使ってみよう。コンボボックスで選択した区分のレコードのみが表示されている。

  5. 出来ていたらフォームを保存しておきましょう。

(この項終わり)