コンボボックスを使ったレコードの抽出方法
表形式のフォームに区分のフィールドがあり、その内のある値と同じレコードのみを抽出する方法。フィールドの値表示に コンボボックスコントロールを使ってみる。
- (ポイント)
- フィールドデータの重複を取り除く
手順の概要
- フォーム上部にコンボボックスを設置する。(非連結)
- コンボボックスに区分名フィールドを含むレコードソースを設定する
- コンボボックスの更新後処理にイベントプロシージャを作る。内容に区分名によるフォームフィルタを記述する。
- これでコンボボックスのリストから選択すれば目的のレコードのみが表示されます
作成して見よう
- フォームのデザインビューで開き、コンボコックスを設置する。名前は「Cmb_区分」とする。
- コンボボックスにレコードソースを設定、「DISTINCT」文を入れることで重複レコードを取り除く。また連結列も入力する。
※値集合ソースにクエリを指定する場合は、クエリのプロパティにおいて「固有の値」プロパティを「はい」にします。
- 更新後処理のイベントプロシージャを作ります。内容はコンボボックスで受け取った内容を基にして、フィルタを実行する命令です。
- フォームビューに切り替えてコマンドボタンを使ってみよう。コンボボックスで選択した区分のレコードのみが表示されている。
- 出来ていたらフォームを保存しておきましょう。
(この項終わり)