マイクロソフトアクセスで広がる世界

基礎から学ぶ-Access 2013 版-

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レポートのデザイン変更

1.変更内容と準備

  1. 変更内容:ウイザードで作成されたレポートはスマートさとはかけ離れた状態ですね。ここからは自分のイメージに合わせて デザインを変えましょう。今回は次の点を変更することにします。
      (変更点)
    1. 表題名を変える。またフォントを小さくする。
    2. 項目ラベルの文字が大きすぎるので、小さくする。
    3. 氏名とフリガナの位置を入れ替える。
    4. 各列の間隔を見やすく調整する。

    (次はウイザードで出来たままのレポート)
     

  2. 準備:変更対象のレポートをデザインビューで開きます。そしてプロパティアイコンでプロパティを開きます。 プロパティでは書式タブを選択します②。
     

2.表題の変更

  1. レポートヘッダの標題ラベルを選択します①。ラベルに選択マーカーが表示されます②。これでプロパティウインドウもラベルが対象となります。
     
  2. 表題名を変更:プロパティの[標題]を「会員一覧表」に変えました。これで表題が変わります。しかし文字数が増えたので一部の文字 が表示できません。ラベル本体の長さを大きくしましょう④。
  3. 次にフォントサイズの変更です。プロパティのフォントサイズを「18」に①、フォント太さを「太字」に、フォント下線を「あり」に変えました。
     
  4. ヘッダの高さも余白が大きく①小さくしましょう。マウスによる形状変更は外枠近傍にポインタすると両矢印の形が現れます。そこで左クリックした状態でドラッグすることで変更できます②。
     

3.フィールドの位置交換

  1. 氏名を左にフリガナを右に入れ替えましょう。[氏名]の「ラベル」と「コントロール」の両方をマウスで選択します①。 複数のコントロールを選択するには[Shift]キーを押した状態で次を選択します。選択後、マウスポインタ重ねて「手の形」 になったところで左クリックし、移動したいところまで ドラッグします。「フリガナ」についても同様にして位置替えをしましょう。
     
  2. 氏名とフリガナの位置が入れ替わった状態
     

5.列幅の調整と線の長さ変更

  1. 列幅を文字量に合わせた長さに調整しましょう。フィールドの入れ替えと同じようにラベルとテキストボックスを同時に選択します。そしてマウスポインタを横幅の位置に合わせてポインタ形状が左右矢印になったところでサイズ調整ができます。また同時に各列の間隔を見やすく調整します。変更状態はプレビュー表示に随時切り替えながら確認してください。
  2. ページヘッダに横線を入れてわかりやすくしましょう。横線を選択後、プロパティの幅の数値を変更して修正します②。
     
  3. 出来上がったレポートをプレビュー画面です。まだ修正点はありそうですが、実行した変更点は目的どおりに直っています。さらに改善するには変更目的をさらに検討すれば、良いデザインになるでしょう。プロパテイには 多くの設定項目があります。いろいろ試してください。
     

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