DoCmdでレコードの抽出
DoCmdオブジェクトはマクロのアクションをVBAで実行するオブジェクトです。 DoCmdオブジェクトにあるメソッドを使用して、いろんなマクロアクションを実行することができます。 DoCmd.ApplyFilter メソッドは、Visual Basic で" ApplyFilter アクション"を実行します。
(書式)
ApplyFilter (FilterName、 WhereCondition、 ControlName)
(引数)
引数 | 説明 |
---|---|
FilterName | サーバー フィルターを適用する場合、 FilterName 引数は空白にする必要があります |
WhereCondition | 有効な SQL WHERE 句を文字列式で指定します。ただし、WHERE という語を指定する必要はありません。 |
ControlName | バリアント型 |
(使用例)
抽出する「会員区分」フィールドで「一般」のレコードを抽出するプロシージャです。フォームを開いた状態で行います
Private Sub 抽出_Click()
Dim ipt As String
'抽出テキストを入れる変数
ipt = InputBox("区分名を入れる")
'変数を基に抽出する
DoCmd.ApplyFilter , "会員区分='" & ipt & "'"
End Sub
(実行前)
実行前
(抽出テキストを入力)
(実行結果)
実行結果
(この項終わり)