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変数を使う

変数とはデータを格納しておく入れ物のようなものです。変数は値を代入したり参照したりすることができます。 変数を宣言するとき、通常使用するのは Dim ステートメントで、プロシージャレベルの変数となります。 またモジュールの一番先頭の宣言セクション内に置くことでモジュールレベルの変数を作成することもできます。 変数は数値型やテキスト型などのデータ型指定して宣言します。データ型を指定しない場合、既定で Variant データ型が割り当てられます。

プロシージャレベルの変数

Dim ステートメントを使います。プロシージャ内に記述し、使える範囲は、同じプロシージャ内のみです。

Option Compare Database
 Option Explicit

 Private Sub Sample1()
 Dim str As String
 str = "こんにちわ"
 MsgBox str
End Sub

モジュールレベルの変数

Private ステートメントを使い、モジュールの宣言セクションに記述します。同じモジュール内で使えます。

Option Compare Database
 Option Explicit
 Private str As String

 Private Sub Sample2()
 str = "こんにちわ"
 MsgBox str
End Sub

プロジェクトレベルの変数

Public ステートメントを使い、モジュールの宣言セクションに記述します。同じプロジェクト内ならどのモジュール内でも使えます。

(モジュール1)

Option Compare Database
 Option Explicit
 Public str As String

(モジュール2)

 Private Sub Sample3()
 str = "こんにちわ"
 MsgBox str
End Sub

(この項終わり)