プロシージャについて
決まった処理を行うプログラムの集まり
プロシージャの種類
プロシージャには次の3つがあります。
Subプロシージャ
アクションを実行しますが、呼び出しコードに値を返しません
作り方
データベースウインドウで標準モジュールを指定して、「挿入」-「プロシージャ」-「名前」(ここではメッセージにした)を入れて「OK」ボタンをクリック。
次のように「メッセージ」という名のプロシージャが作成されました。実行する内容は、まだ記述されていません。
実施例
内容を記述して使ってみます。ここではメッセージを表示するプロシージャにしました。
Public Sub メッセージ()
MsgBox "VBAの学び中"
End Sub
使ってみましょう。プロシージャ名の頭にポインタして「F5」キーを押すと実行できます。メッセージ「VBAの学び中」が表示されました。
Functionプロシージャ
関数のように自分で処理内容を定義して変数や配列などの値を使って処理を行い、結果を返します
作り方
データベースウインドウで「挿入」からプロシージャを指定します。名前を付けFunctionプロシージャを選択して「OK」ボタンをクリックします。
Functionプロシージャが出来ました。次に内容を記述します。
実施例
(Functionプロシージャ)
次は3つの縦・横・高さの変数を使って立方体の体積を出すものです。
Public Function 立方体計算(ByVal num1 As Integer, ByVal num2 As Integer, ByVal num3 As Integer) As String
Dim cubel As Integer
cubel = num1 * num2 * num3
立方体計算 = CStr(cubel)
End Function
(呼び出し用Subプロシージャ)
Sub test() '立方体計算プロシージャを実行する
Dim str As String
str = 立方体計算(10, 9, 2) '変数3個を渡す
MsgBox str, vbOKOnly, "答え"
End Sub
(実施結果)
propertyプロシージャ
プロパティ プロシージャは、モジュール、クラス、または構造体のカスタム プロパティを操作する一連の Visual Basic ステートメントです。 プロパティ プロシージャは、"プロパティ アクセサー" とも呼ばれます。
※以下略
(この項終わり)