親和図法
意義
意義
混沌とした状態を整理し構造化する
解説
新しい分野のテーマは、既存の知識を用いての体系化はできません。始めにあるのは、まだ関連性のない情報、イメージなどであり、これらが散在して混沌としている状態です。
この状態から問題を明確にしてゆく手法が親和図法です。
親和図法は、テーマについて事実、意見、発想などの情報を集め、言語データにしてカードに書き出してゆきます。そしてカード間の類似性を元にまとめてゆき、統合した図を作りあげ、出来上がった親和図を読み取ることで、問題を明らかにします。
言語データを集めるには、グループの協力が有効です。協力して親和図を作り上げる過程で、QCグループの結束が強くなることを期待できます。
親和図法のイメージ
(この項終わり)