問題解決手法の紹介と解決力をつける

PDPC法

意義

実行計画が頓挫しないようにあらゆる場面を想定しておく

解説

PDPCとはProcess Decision Program Chart の頭文字で、計画の全過程を順序で図解したものです。

計画は当初予定通りに進むとは限りません。計画外のことが起きたときの対策を検討する必要が有り ます。この課題を解決する手法としてPDPCが考案されました。

PDPCでは、計画を策定する際に計画のスタートからゴールまでの過程や手順について、起こりうる いろいろな事態を予測し、あらかじめ対応策を検討しながら時間の順に従って矢線でつないだ図を作ります。 このことで、事態を望ましい結果に導くことができます。

図例

下図は当初計画では第1工程から第3工程を経て完成する予定である。しかし第1工程および第2工程には 不安定要素があり、その際の対策を踏まえた対策工程を想定しておく内容である。PDPC図で記述して おくことで、当初予定に問題が発生しても、慌てずにしっかりした対策を打つことができる。

(この項終わり)