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テーブルの作成手順
ここで学ぶこと
①データベースとしてのテーブルの設計(項目、データ型を決める)
②設計したテーブルをアクセスで作成
テーブル作成の流れ
最初に、作ろうとするデータベースで扱う情報を、整理・区分して項目を決めます(例:氏名、読み、住所等)。
そして各項目の特性を見極めて規定します(データ型)。ここまでは、アクセスを使わずに作業します。
出来た項目リストを元にアクセスでテーブルを作成します。これが基本の流れです。
1.項目を決める
データベースで扱う項目を全てリストにします。
項目リストには項目ごとの特性(日本語を使うか、英数字のみか、もしくは択一であるか等について。また最大の文字数はどれ位か等)
も把握します。これらの特性はデータ型を決める際に用います。
例として会員管理システムを考えてみます。すると次のような項目が出てきます。同時に項目の特性も規定しておきます。
(項目リスト)
2.データ型を決める
項目が決まったら、項目をフィールドとして設定します。ここでは項目名をそのままフィールド名にしましたが、管理しやすい
ローマ字名にしてしまうことも良い方法です。
次に各フィールドについて、特性を参考にしながら「データ型」を決めます。
これをエクセルなどで表形式に作成しておき、テーブル作成の元資料とします。説明の欄は実務上は不要です。
なお「番号」フィールドは一つ一つのレコードを区分するために加えたものです。
3.アクセスでのテーブルの設計
先の項目リストをもとにアクセスのテーブルを作ります。
その手順は
- データベース画面においてオブジェクトからテーブルを選ぶ
- 「デザインビューでテーブルを作成する」をダブルクリック
次のデザイン画面が表示される
- 画面が表示されたら項目表を基に「フィールド名」「データ型」および「フィールドプロパティ」を設定してゆきます。
各フィールドの「データ型」と主な「フィールドプロパティ」は次のようにしました。
- 出来上がったテーブル
4.テーブルを保存します
- 「閉じる」ボタンをクリックすると保存を確認する次のダイアログボックスが表示されるので
テーブル名を「T_名簿」とつけましょう。
- テーブル「T_名簿」が保存されました。