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基礎から学ぶ-Access 2013 版-

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フォーム作成(単票形式フォーム)

ここで学ぶこと
①単票式フォームの作成方法
②フォームからデータを入力する方法

1.単票形式フォームの特徴

一つのレコードのみを表示するフォームです。
・一つのレコードの多くの情報を表示するのに向いています。
・レコードの新規登録、修正、表示に使用します。

2.単票形式フォームの作成

先に作ったテーブル「T_名簿」を元に単票形式フォームを作ってみましょう。

  1. リボンの「作成」タブにある「フォームデザイン」アイコンをクリック
  2. フォームが作成表示された。「フォーム1」の名前は仮名で付けられている。
  3. フォームに表示するテーブルを設定します。まず「プロパティ」アイコン①でプロパティシート②を表示します。
  4. 「データ」タブを選択、「レコードソース」をドロップダウンリストから[T_名簿]を選択します。これでフォームに[T_名簿]テーブルが連結されました。
  5. 次はフォーム上にフィールドを設置します。「既存のフィールド追加」アイコン①でフィールドリスト②を表示します。
  6. フィールドリストを全て選択し、フォーム上の適当な位置にドラッグしします。これテーブルのフィールドを表示するコントロールが設置できました。
    Ctrl キーを押しながら複数のフィールドをクリックして選択も出来ます。
  7. フォームを「デザインビュー」からレコードが表示される「フォームビューに」切り替えてみましょう。手順は表示アイコン①、フォームビューを選択②、これでフォームビューに切り替わります③。まだレコードが登録されていないので 表示はありません。またコントロールの位置も適当ではありませんが、これは後で修正しましょう。
  8. 「×」ボタンでフォームを閉じます。今作業していたフォームはまだ登録前なので、登録が必要です。表示されたウインドウに名前を付けて保存します。
  9. ナビゲーションウインドウに表示されています。

3.テストデータの入力

テストデータを入力してみましょう。データを入れることによってフォームのデザインの調整方向 (使いやすさを向上させるための)も見えてきます。

  1. ナビゲーションウインドウ(オレンジ枠)のドロップダウンアイコン①で表示されるリストから「すべてのACCESSオブジェクト」を選択します。表示されたリストからフォーム[F_名簿]上で右クリック②し、表示されたメニューから「開く」をクリックすることでフォームが表示されます。
  2. フォームにデータを入れてゆきます。「番号」フィールドは「オートナンバー」形式なので入力は不要です。「氏名」からい名分のデータを順次入力しました。

    入力した結果を確認すると、「住所」フィールドの表示が一部しか隠れて見えません。こらはコントロールの幅を広げる必要があるとわかります。作業はデザインビューに切り替えて行いますが、この修正は次のコーナーに詳しくの行いますので、このまま進めましょう。

  3. 一つのレコードの入力が終わったら、下部にあるレコード移動ボタンで右矢印で次の レコードに進み、次の入力をしてゆきます。こうしてレコードをどんどん保存し てゆきます。
  4. これでデータベースの基本が出来上がりです。このままでもメニューやツールバー を使って「検索」「抽出」「並べ替え」等のデータベース機能を使うことが出来ま す。ここで使い込んで馴れておくことは次のステップにもとても役立ちます。
  5. 「住所」コントロール(フォーム上に配置されているものをコントロールと呼びます)が横幅が小さくて全体が表示されていません。次はデザイン画面でフォームを調整してみましょう。
  6. 「×」ボタンでフォームを閉じましょう。

(この項終わり)

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