マイクロソフトアクセスで広がる世界

基礎から学ぶ-Access 2013 版-

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単票形式フォーム使う

ここで学ぶこと
①リボンを使ったデータベース操作
②レコードの操作(追加・修正・削除)

フォームの操作について

フォームの基本的なデータベース操作を覚えましょう。データベースの持っている機能である検索、抽出などアクセスの持っている機能を自在に使えます。
これらの機能は「ホーム」タブのリボンにあります。 一般的な使い方としては、①移動 ②検索 ③並び替え ④抽出 ⑤レコードの新規追加 ⑥レコードの削除等があります。

1.レコードの移動

レコードの移動はリボンにある移動アイコンをクリックすると移動ボタンが表示されます。またフォーム下部に移動ボタンが表示されている場合は同じように使えます。
移動ボタンの機能は下表のとおりです。

先頭最初のレコードに移動
前へ現在のレコードから一つ前のレコードへ移動
次へ現在のレコードから一つ後のレコードへ移動
最後最後のレコードに移動

2.レコードの検索

レコードを検索してみましょう。検索とは探したいレコードを探す作業です。

  1. 検索対象にするフィールドにマウスポインタを置いて①、リボンにある検索アイコン②をクリックします。
    例では住所を検索対象にしました。
  2. 検索画面が表示されるので、検索する文字を入力します。検索条件を「フィールドの一部分」④にすると検索する文字を含むレコードを探すことが出来ます。
    例では目黒区の人を探したいので「目黒」③にしました。実行するには「次を検索」ボタン⑤をクリックします。
  3. 「目黒」を含む名前のレコードが検索された。
  4. 表示されたのは一人目です。「次を検索」ボタンで続けて2人目以降を表示できます。

3.レコードの抽出

抽出は指定する条件に合うレコードだけに絞り込む操作です。同じグループの仲間を取り出すときになどに使います。ここでは「会員区分が学生」の人を選び出して見ましょう。

  1. 対象にするフィールドにマウスポインタを置いて①、リボンにある「フィルター」アイコンをクリックします。
    条件設定ウインドウ③が表示されるので、条件を指定④して、「OK」ボタン⑤をクリックします。
  2. 学生の人が抽出されました。移動ボタン右の「4」は4件が抽出されていることを表しています。移動ボタンで4件を順に表示してください。
  3. 全てのレコードを表示するときは、「フィルタの解除」アイコンをクリックします。

4.並び替え

並び替えしたいフィールドにポインタして、リボンの「昇順」または「降順」アイコンで行います。

5.レコードの追加

リボンの「新規追加」アイコンで空のレコードを表示させてから入力してゆきます。

6.レコードの削除

リボンの削除アイコンで現在表示されているレコードが削除されます。

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