前もって検索ワードを決めず、都度設定できるパラメータクエリ
説明
パラメータクエリを使うと、検索ワードを入れ替えることが出来るので求める結果が出るまで、繰り返し試行できます。
作り方
- 今回は「T_名簿」テーブル@を使い「番号」から「会員区分」までのフィールドAを表示させるクエリを作成。パラメータクエリとして
「男」「女」のいずれかを表示させることにした。
パラメータクエリは「性別」フィールドの抽出条件に かぎ括弧「[]」を入力すれば良い。このかぎ括弧の中にコメントを入力できる。 求めている内容をわかるようにしたいので「[性別を入力]」Bとした。
- クエリをデータシートビューに切り替えると、パラメータの入力画面が出ます。コメントCも表示されています。「女」と入れて「OK」ボタンをクリックします。
- 「性別」が「女」のみのレコードが表示されています。閉じるときにクエリの名前を付けて保存します。このクエリを開くたびにパラメータを
求められるので求める方を入力しましょう。
応用編
- 「性別」などのようにフィールドの内容がはっきりしている場合はこれで良いが、「住所」などのようにいろいろなデータが入っているときに「東京都」のレコードを
抽出することは出来ない。そこでワイルドカードを利用した記述を使えば解決する。その書き方は
「Like "*" & [住所に含まれるキーワードを入力] & "*"」としよう。コメントは自由に書き換えてよい。「住所」フィールドをパラメータにして「東京」と入力した結果 が次です。
(この項終わり)